千夜千冊エディション 神と理性 西の世界観I (角川ソフィア文庫) epubダウンロード

千夜千冊エディション 神と理性 西の世界観I (角川ソフィア文庫)

によって 松岡 正剛

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千夜千冊エディション 神と理性 西の世界観I (角川ソフィア文庫)の詳細

本のタイトル : 千夜千冊エディション 神と理性 西の世界観I (角川ソフィア文庫)
作者 : 松岡 正剛
ISBN-10 : 404400451X
発売日 : 2019/8/23
カテゴリ : 本
以下は 千夜千冊エディション 神と理性 西の世界観I (角川ソフィア文庫) の最も正直なレビューです。 この本を読んだり購入したりする場合は、これを検討してください。
昔、いなかの崖の上の家に住んでいたころのこと。当時世の中にはCDもなかったしパソコンもなかった。重い百科事典をぶらさげてセールスマンが売りにきた。小学館百科事典全14冊である。営業マンの応酬話法も素晴らしかったけどこんな山奥のしかも崖の上の家にえっちらおっちら売りに来たということに感動して随分高価だったがすぐに購入した。最近NETFLIXで見た村西とおるの『全裸監督』でも主人公が英語の(!)百科事典をヤクザの家に売りに行くシーンがあった。そう、当時はヤクザを筆頭に津々浦々の庶民にいたるまで、家には一揃えの百科事典がデーンとあった。これが明治に文明開化し、西洋文化を崇拝する日本のなれの果ての姿である。この百科事典の先祖『百科全書』はディドロ(33歳)とダランベール(29歳)が編集、1750年から20年にわたって約200人近くが執筆した。それまでの知識を、学問(思想)、芸術、技術の切り口で分類、人類の叡智の結晶と言われている。ここから多くの知識が共鳴しながらはばたき世界中を啓蒙していった。この巻は「西の世界観Ⅰ」とサブタイトルがついている。ギリシャ哲学から18世紀の啓蒙主義までをカバーしている。出てくる書籍のタイトルや著者名を見てため息がでる。正剛スゲーなという率直な感想。2000年に及ぶヨーロッパの全思想史はプラトンとオリゲネスへの脚注だったというホワイトヘッドの言葉が印象に残る。この理性と知識をもって中世以降ヨーロッパ人は有色人種をずっと支配し収奪する。日本だけがその例外だったと言われている。これはなにも日本民族が優秀だったからという訳ではない。単に日本が僻地で、ヨーロッパの思想が押し寄せるまでに他の地域の悲惨な情報が伝わっていわば身構えることができたからだ。幕末以来日本は西洋の物まねを国是とし西欧人の亜種としてすり寄っていったが、そんなことが許されるはずもない。第二次世界大戦でコテンパンにやっつけられ、原爆を落とされ、それでもやはり日本人は西洋の文明をいまだに崇敬している。西洋恐るべし。

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