開運！ 龍体文字の奇跡

開運！ 龍体文字の奇跡の詳細

日本古来の神代文字の一種である龍体文字に関して、森美智代先生がその起源・歴史から活用法に至るまでていねいに解説してくださいます。もともとは伊勢神宮に大切に保存されていた龍体文字。それをある時、昭和天皇の命を受けて書道家の安藤妍雪先生が記録保管されるようになり、30年を経た現在になって今度は龍神様のお許しが降りたので一般に公開されるようになったとのことです。森先生は文字から出るエネルギーを感じ取る能力をお持ちで、それによると龍体文字はひらがなや他の神代文字と比べてもひときわ強いパワーを放っているのだそうです。この先生は本でも講演会でも、いつも何の気どりもなく率直に、いい意味でざっくばらんに語られます。ふつうには「これはちょっと信じられないな」と思うようなお話でも森先生が語るのであれば、すっと受け入れられるのです。森先生はまた、手が自動的に動いて神様やあの世にいる人の言葉を書き取る「自動書記」という能力もお持ちです。彼女の師匠に当たる数名の先生方全員が、彼女のこの自動書記による情報はすべて「いい神様」からのものである、と太鼓判を押しているのです。本書には、森先生がそうした自動書記によって書き取った神様からの言葉も含まれており、この神様の言葉を読むことよって龍体文字一文字一文字の正確なルーツや活用法がつかめるようになっているのです。人間のあらゆる願望や必要性に応じた、様々な龍体文字が存在します。夢をかなえたい、商売を成功させたい、恋愛運を上げたい、より健康になりたい、などいろいろな願望に答えてくれます。どちらかというとスピリチュアルというか精神的・霊的な願望に答えてくれそうなものもあります。自分の使命を知りたい時の「その」とか瞑想に集中したい時の「を」とか、精神性を高めたい時の「はら」などです。病気全般の治療に使えるのは「きに」で、この文字こそは神様によると「一番役に立つ文字」なのだそうです。「きに」は人間だけではなく機械にも使えるとのことです。本の最後のほうには四人の方々の体験談が載せられており、どれもすばらしく大変参考になります。この本を読むとどうしても龍体文字を実地に使ってみたくなります。私はまず、調子の悪かったエアコンのリモコンの裏に龍体文字で「きに」と書いた紙を貼ってみました。するとあれほど調子が悪くてすぐ不具合を起こしていたリモコンが、全く問題なく使えるようになりました。そこで今度は自分自身にも必要と思しき龍体文字を書いてみよう、ということで文中に勧められていたとおりに自分の手のひらに書いてみました。しかし、私の手は汗ばみやすいので、例え油性ペンで書いても手作業などをしばらくやっていると、いとも簡単に消えてしまうのです。それで何度も書き直さないといけないのですが、これはある意味いいことなのかもしれません。何度も書き直さなければならないということは、イコール何度でも書けるということですから。